デジタルカードゲーム談話室ハイジ亭

カード&ボードゲーム中心に実況プレイ動画をうpしています。

【発掘】実況プレイ動画Part33 あのポン

こんにちは。
このブログでは再生数がそこそこでも面白い動画はたくさんあるという趣旨でたくさんの実況プレイ動画を紹介しています。
発掘の趣旨に関してはPart1をご覧ください。

第三十三回目は、あのポンです

■おすすめポイント(MAX星5個)
音マリオ  ☆☆☆☆☆
謎の技術  ☆☆☆☆☆
根気    ☆☆☆☆☆
無理ゲー  ☆☆☆☆☆
編集    ☆☆☆☆★

9999ランキングでは355位です。ポイントは8226pt



去年、足マリオというのが一世を風靡しました。DDRのコントローラを使って足操作だけでマリオをクリアしようとするものです。この動画はそれをはるかに超えるものです。驚くべき技術です。近未来のハイパーガジェットというわけではなくアナログで自作なところが素晴らしい。なんとコントローラを使わず、音声認識のみでマリオをクリアしようとするのです。かなり無理ゲーです。

まず通常のコントローラならゲームをするのにほぼ遅延がありません。しかしさすがは音声認識、かなり遅れます。それも本人曰く0.5秒~2秒とばらつきがあるそうです。つまり敵の配置やマップ形状を先読みで把握して先行入力しなければいけないのです。しかも音声認識の読み取り側がかなり精度が悪いと来ている。2回に1回は反応してくれません。それでクッパを倒そうというのですから…。

さらにこの音声コントローラ。上下左右ABだけでなく、オリジナルのコマンドを作ることができるのです。例えば「はしってとべ」といえばダッシュジャンプだったり、「あがけ」といえばマリオが小ジャンプを繰り返します。パート1だけでも相当面白いです。これがランクインしない理由がわからないほど。足マリオが上がるならこれが上がってなぜいけない。もっと知名度がうpして欲しいです。大げさに言うならば、衰退した日本のゲーム界に新たな可能性を創り出したのではないかと感じます。あらかじめ用意された単語だけの音声認識だけではなく、コマンドが自作できるという点が高く評価されると思います。



編集にもこだわっていて、画面に必ず音声をしゃべっている様子がはめこまれています。たまにフィギュアや手での演技も加わり動画に味わいを与えています。さすがにソフトを改造することになるので、ちゃんと吸出し機やエミュレータの説明もばっちりで違法ではないことのアピールも怠りません。あと音声認識のコマンドが成功した場合には、画面下にそのコマンドが表示されるなど、認識・誤認識の判断も視聴者にわかりやすくなっています。たまに吹き出しを入れてマリオにしゃべらせてみたりと演出も凝っています。

最後にネタバレになってしまうのですが、ゲームは挫折せず失踪もせず最後までクリアしてしまいます。この根気。偉いです。実はマリオワールドの前に通常のスーパーマリオもクリアしています。こちらが最初なので試行錯誤の様子が見えます。先に見るのも良いかもしれません。


もうひとつオススメはスト2です。「波動拳」「昇竜拳」が音声認識で技が出せたら楽しいですよね。その子供の夢を叶えてくれてます。さらに最近はドラクエまで音声認識でスタートしたようです。RPGはさすがに…w。音声認識ってめっちゃ感情移入して面白いのにどうしてこういうゲームが公式から出ないのか不思議でなりません。かなり昔にシーマンやオペレーターズサイドというゲームはありましたがそれっきりですよね。


2013年最も期待できる、イチオシの音マリオ実況者と言えるでしょう

ではまた。
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