デジタルカードゲーム談話室ハイジ亭

カード&ボードゲーム中心に実況プレイ動画をうpしています。

【発掘】実況プレイ動画Part39 ダグ

こんにちは。
このブログでは再生数がそこそこでも面白い動画はたくさんあるという趣旨でたくさんの実況プレイ動画を紹介しています。
発掘の趣旨に関してはPart1をご覧ください。

第三十九回目は、ダグです

■おすすめポイント(MAX星5個)
SRPG  ☆☆☆☆☆
ネタバレ禁止☆☆☆☆☆
オヤジ贔屓 ☆☆☆☆★
イケメン不遇☆☆☆☆★

9999ランキングでは31位です。ポイントは17171pt



SRPG(シミュレーションRPG)といえば、有名なのはファイアーエ厶ブレム(以下FE)やスーパーロボット大戦シリーズでしょう。今回はその中でもマイナーながら密かな人気を誇るベルウィックサーガ(以下ベルサガ)です。自分はこのジャンルでは初期のFEやガチャポン戦記くらいしかやったことがないのですが大好きです。理系脳なのでチマチマとユニットを動かしながらうまく経験値を割り振って成長させつつマップを制圧していくのは気持ちが良いものです。

このベルサガというゲームのすごいところは、過去のSRPG系のゲームの良い部分をうまく消化しつつ独自の味付けをしてそれがうまく消化され骨のある戦略ゲームに仕上がっているところです。具体的にあげると以下のとおり。
チュートリアル無し。1面から高難易度
・パラメータやスキルの量がハンパなく多い
・武器防具に隠れ耐久値が設定されていていつ壊れるかヒヤヒヤもの
・気を抜くことのできない同時ターン制
・攻撃後も再移動できるスキルによる戦略性
・槍攻撃の時に移動分の攻撃力がプラスされる!
・盾を持っていても発動率があり、使用しない場合もある
・騎馬兵の馬にもHPがあり死ぬ

などなど、奥深いシステムとバランスの優れたゲームであるということが動画を見てわかりました。



スキルが膨大で覚えるのは難しいのでゲーム中に△ボタンでスキルや武器などの詳細情報のヘルプが見られる親切設計になっています。上は「連射」というスキルの例。コマンドがたまにしか出なくてどういうことだろとうp主が確認したところ、毎回できるわけでなくて4ターン間隔で発動するスキルということが判明しました。

さて、ダグの場合はというと初見ですがこのゲームを選ぶということはそれまでに多くのSRPG系ゲームの経験があります。なので基本的なシステムは理解した上で、経験を元にじっくりプレイするタイプです。

問題はSPRGというジャンルが実況に全く向いていないことです。基本的に同じマップでユニットがちょっと動く・たまに戦闘画面。その間ほぼ同じBGM。画面に変化が少なすぎるのです。やっている方は面白いのですが見ている方が飽きてくる。よほどの企画か編集でもしない限り視聴者に逃げられてしまうことは必至です。さらにプレイが下手だったりすると名人様という指示コメントが大量に湧き、このパラメータは○○、このキャラは今話しかけないと仲間にできないなどネタバレが大量に湧くものです。クリアだけを目指すならそれを参考にすればよいのですが、純粋に投稿者がゲームを楽しみたいのならげんなりしてしまいます。失敗して気づいていく部分もゲームの面白さだからです。

ダグはこの難しいジャンルを見事に克服し魅力的な動画を作り上げた貴重な存在といえるでしょう。その方法は、「コメントでの一切のネタバレ・攻略情報を禁止する」と公言したことです。神プレイも効率プレイもしない。ただ自分が楽しむためにやっていると言い切ってしまっています。

視聴者も
「これは説明書に書いてあることだから教えてあげてもいいでしょ?」
とコメントしたりします。
「いやそれ攻略情報になるから」
とコメント同士で喧嘩がはじまったりします。がそれはパート1だけの話。
ダグは、パート2の冒頭で「どこまでがOKとか線引は難しいので基本情報・説明書を含む全てのネタバレを禁止」と断言します。これで去った視聴者は追わず、ついてきた視聴者のみで動画が作られることで、荒れずに見やすく面白い動画シリーズとして成立したのです。英断と言えるでしょう。投稿者の実力と人気があってこその技です。

動画は1パートで30~40分。序章の1面だけでも3パート消費。それをつい先日、1年かけて100パート越えし、完結しました。壮大な大河ドラマだと思って、時間のあるときに少しずつ見ていくのが良いでしょう。自分もまだ序盤数パートしかみていないのですが続きが気になっています。システムの部分だけでなくストーリーキャラへの感情移入も見ていて和みますし。gdgdにならない程度の適度なカットもよい感じです。そしてさらにこの高難易度ゲームでリセット無しという縛り。キャラが死んでもそのままという普通のプレイヤーには耐えられない状態でゲーム続行するようです。それも楽しみのひとつでしょう。

ネタバレのない、イチオシのSRPG実況者と言えるでしょう

ではまた。
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