デジタルカードゲーム談話室ハイジ亭

カード&ボードゲーム中心に実況プレイ動画をうpしています。

【発掘】実況プレイ動画Part38 Shel

こんにちは。
このブログでは再生数がそこそこでも面白い動画はたくさんあるという趣旨でたくさんの実況プレイ動画を紹介しています。
発掘の趣旨に関してはPart1をご覧ください。

第三十八回目は、Shel(シェル)です

■おすすめポイント(MAX星5個)
MOTHER☆☆☆☆☆
愛     ☆☆☆☆☆
イケボ   ☆☆☆☆★
小ネタ満載 ☆☆☆☆☆
編集    ☆☆☆☆☆

9999ランキングでは74位です。ポイントは14835pt



もうすぐMOTHER2がバーチャルコンソールで配信されますね(正確には3月20日WiiUで)。実は自分もプレイしたことがなく非常に楽しみにしています。ゲーム内容は基本的にRPGなのですが、当時主流であった剣と魔法と仲間で勇者が魔王を倒すといった王道RPGではなくあくまでも日常の延長の冒険という感じのようです。ゲームデザイン糸井重里が担当したことや、ジャズ調の音楽をBGMに使うといったことで話題となり今も根強いファンがいるとのことです。今回はその続編ゲームボーイアドバンスで発売されたMOTHER3です。

さて、Shelの場合はというと冒頭12分を延々とマザーへの愛と小ネタで費やします。普通の実況動画ならここで視聴者から「はよはじめろや」「いい加減にせい」「まーだー」などの催促コメの嵐(荒らし)になるところです。しかしこの動画は違います。「おk」「なるほどー」「いいね!」「うまそうw」と愛に溢れたコメントで満ち満ちているのです。うp主の声が中性的でとても聴きやすくその語り口が本当にマザーが好きなんだなーという雰囲気を全力で出していて伝わってくるからです(知識量がハンパじゃないというのもあります)。それとMOTHER3の前にMOTHER2を実況していて、そちらも大好評だったのでファンの視聴者が多数ついてきてくれているのも理由ですね。

そしてうれしいのがマザーフォントによる編集。ファミコン時代のような温かみのあるあの文字と効果音で、動画の補足情報をときたま画面下部に挿入してくれるのです。どせいさんのドットキャラも登場させてあまりにもかわいいので、おそらく全ての人が一時停止してじっくり見てしまうことでしょう。



ちなみに動画タイトルの「細かさなんて微塵もない」というのは詐欺で、細かすぎるくらいのウンチクをバシバシと突っ込んできます。これはおそらく前作のMOTHER2の動画タイトルが、「細かすぎて伝わらない?」というもので、あまりにもゲーム進行と関係ないウンチクを語りすぎてゲームが進まず魅力が伝わらなかったのではないか?という心配への反動から来た逆説的な意味があるのだと思われます。本人談ではMOTHER2を20周くらいプレイしたそうです。
あるゲームが好きでその魅力を多くの人に知って貰いたいというタイプの実況を目指す投稿者は本当にShelを参考にしたほうがよいです。これが原点だと思います。


さらに演奏してみたでは、芸術とエンターテイメントとネタを両立させるという驚きの才能。リピート必至です。


また、以上のような動画とは異なり、全く別人格のデーモン小ジェルというオリジナルキャラになりきってネタ動画まで投稿しています。


才能の限界が見えない、イチオシのマザー実況者と言えるでしょう

ではまた。
下のコメント欄で、自薦・他薦、記事の感想などお待ちしています。
このブロマガのまとめ⇒実況動画発掘ブログ
※記事内では実況者の敬称略とさせていただいています。ご了承ください