デジタルカードゲーム談話室ハイジ亭

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あったらいいなカルドセプト

こんにちは。
一昨年くらいからハースストーンをはじめて、シャドバ、ドラクエライバルズと流行りのデジタルカードゲームを遊んできた身からして、今回はこんなシステムがカルドセプトにあったらいいなという妄想(提案)をしていきたいと思います。
※次回作を大宮ソフトが制作しているという前提です

■システム編■

まずは、
■マリガン

マリガンとは『最初の手札が気に入らない時に1回だけ変更できる』というMtG時代から受け継がれてきているカードゲームの基本です。むしろこれがないのはカルドセプトくらいでは?というくらい。MtGでは手札全替えで、変更した場合手札がマイナス一枚になるというデメリットもあったようです。ハース・シャドバ・ライバルズでは1枚単位で変更か残すかの選択ができるのもよいですね。

カルドセプトでも、1ターン目のはじめ(サイコロを振る前)に制限時間内ならば全替え可能みたいにすればテンポは悪くはならないと思います。むしろクリーチャー無しで数ターンさいころだけ振るということも少なくなるのではないでしょうか。もしくは対戦相手が揃うまでの間に手札だけ配られてマリガンまでできるというのでもよいでしょう。

次に、
■リーダー専用能力

カルドセプトの場合は、キャラクター(=プレイヤー)に特定の能力を付けてしまうとバランスを大きく崩しかねない危険性もありますが、そういった場合の回避策としてリーダー能力無しの通常ルールを選択できるようにしておけば問題ないかと思います。

例)
ゼネス:戦闘中のアイテムカードの使用コストはゼロ
ザゴル:戦闘で勝利すると+100Gの収入。ただしスペルは使えない
ミュリン:水クリーチャーのみしか使用できないが、クリーチャーのHP+10
テネット:毎ターン、クリーチャーのHPが10回復
ナイトホーク:ラウンドゲイン+10G
アルダ:手札所持最大枚数+1枚
ナジャラン:死亡したクリーチャーのコストが魔力に還元される
ルシエン:呪いスペルは何度でも撃てる(手札からなくならない)
バルテアス:ダメージスペルの効果+10
など

※リーダー専用能力はまああってもなくてもよいのですが、歴代ストーリーキャラのアバターは使えるようにして欲しいです(課金要素でもよいので)。

■おまかせデッキ
初心者が50枚も使ってブックを作るのは難しいです。ハースには構築デッキが用意されていてそれを使っても良いしそこから何枚か変更してもよいという感じになっています。シャドバでは構築済みデッキというのを販売していてこれを購入すれば、所持していないカードもゲットできてお得です。ライバルズではレンタルデッキというシステムがあり、24時間限定で他人のブックを使用してみることができます。あと、30枚のデッキを組む際に、これとこれとこれは入れてあとはおまかせしてデッキを組んでもらうということができます。「好きなカードを入れる以外はめんどくさいので考えたくない、適当に回りそうなデッキを作って欲しい」なんて需要に応えているかと思います。
カルドセプトでも、バルダンダース4枚入れてあとはお任せ!なんてできると嬉しいです。

また外部のサイトにデッキIDが載っていて、そのIDをゲーム内で入力するとデッキが複製できるというシステムもあります。便利ですね。


■カード集め
ハース・シャドバ・ライバルズとどれもがいらないカードを砕いて石に変換することができます。石を適量使えば全てのカードの中から好きなカードを生成することができるのです!カルドセプトでは延々とショップで購入して出てくるのを待つしか無い。コンプリートする前に挫折しちゃいますよ現代人は。他のカードゲームの素晴らしい要素は見習うべきかと思います。


■ギルドシステム
ライバルズをやってこれは便利だと思ったシステムです。他のゲームは知り合いの誰かと対戦するのにまずIDをさらしてお互い入力してフレンドになる。もしくはルームIDを公開するみたいなことが必要で、これはなかなか敷居が高くてめんどくさい。
ライバルズでは特定のギルドに所属していると、ギルドメンバー内では自由に対戦できる(ID登録や交換が不要)。しかもギルド内で文字チャットができるので、独自ルールを設定したり時間を決めて待ち合わせなんかもできる。是非ともカルドセプトにも採用してほしいです。


■バトルの簡略化
カルドセプトも他のカードゲームのように、画面を切り替えずマップ上のみで戦闘を完結できてほしいです。試合時間の短縮化につながります。防御側クリーチャーがアイテムを選択するタイミングがなくなりますが、マップ上のクリーチャーに防具を装備させるという形で解決できると思います(1回限りで消えるバイタリティ呪いのような扱いとする)


■定期的な新パックの配信
カルドセプトリボルトでは結局マップの配信とブリードパーツの配信くらいしかありませんでした。過去作でも数枚は新カードが配信されたというのに…。数10枚とか贅沢なこと言いませんから半年から1年に一度、3枚くらいNEWカードを配信したり、バランス調整をしたりしてくれたら嬉しいですね。人気ゲームやアニメとのコラボも間口が広がると思います。


■他者のターン時にできること
ハース、シャドバ、ライバルズともに相手のターン時に自分の手札の詳細な能力を確認したり、マップに配置されたクリーチャーの能力を確認したりできます。またバトルログというものがあり相手がどのカードを何枚使ったかという履歴も確認できます。カルドセプトではそれができません。他者3人がプレイしている間にできることはいろいろとあると思います。


■ブック枚数の制限撤廃
これまで伝統的にカルドセプトのブックは50枚とされており、リボルトでも踏襲して50枚となったわけですが、30Rで決着するリボルトにおいて50枚はさすがに多すぎてキーカードを引けずに終わることが多すぎるように思います。思い切って30枚(同カード2枚まで、レジェンドは1枚まで)とするか、10枚~70枚までユーザで自由にルールを設定できるようにするとよいかと思います(公式推奨ルールはあくまで何枚と決めておく)
時間制限は10秒単位で20秒から無制限まで細かく決められるのに、ラウンド制限やブック枚数や目標魔力は決められる幅が狭いです。もっと柔軟に10R・1000G・10枚などと設定できてもよいかと思います(5分~10分で終わるスマホ向けルール)。


そして、上記の全てをふっとばしてもいいので何よりも求められているのは、

■観戦機能
です。
現状大きな非公式大会があっても見られず結果しか知らされないという状況です。誰でもルームIDで検索すれば観戦できたりフレンドが試合しているなら通知が来たりといったオープンな環境が望ましいです。
過去作にあったリプレイ保存機能でもよいです。データさえ残っていれば誰かが動画として投稿してくれる可能性がありますので。ついでに「著作権を明記すれば配信許可」などの公式の声明もはっきりと明示してほしいです。


■クリーチャー編■

■召喚時効果
ハースでは雄叫び、シャドバではファンファーレと呼ばれているもの。これがカルドセプトでは圧倒的に少ないというか無い。スペルのような能力も兼ねているので試合展開の高速化?や多様性が生まれると思います。複雑になりすぎるという問題もありますが、現状カルドセプトでは、クリーチャーを置いてダウン解除しないかぎり何も出来ない(秘術が使えない)というのはあまりにもたるいと考えます。

例)
メラフレイム:召喚時、対象の敵クリーチャーに10ダメージ
フェイト:召喚時、カードを1枚引く
パウダーイーター:召喚時、ランダムな空き地にもパウダーイーターを召喚する
ミミック:召喚時、ランダムなセプターのカードを1枚破壊する
たけやり兵:召喚時、このターン中対象のクリーチャーのST+10
シェイプシフター:召喚時、対象のクリーチャーに変身する
ミッドナイトドレイク:召喚時、手札の枚数分ST+10
酒造太子:召喚時、味方のクリーチャーを手札に戻す
やまたのおろち:召喚時、味方のクリーチャーを死亡させ、そのST/HP分だけステータスが増加する


■死亡時効果
ハースでは断末魔、シャドバではラストワードと呼ばれているもの。これがカルドセプトではカードドローと死者復活、魔力還元、道連れくらいに限られている。もう少し多彩な効果があってもよいと考えます。

例)
ブラストスフィア:死亡時、このマスと隣のマスのクリーチャーを破壊する
クエイクビースト:死亡時、最もレベルの高い土地のレベルを2下げる
おばけキャンドル:死亡時、ランダムな敵クリーチャー1体に10ダメージ
マインラダー:死亡時、最も手持ち魔力が多いセプターの魔力を50%減らす
ヘッジホッグ:死亡時、全てのセプターの手札にマジックボルトを加える
サイコロック:死亡時、1ラウンドの間全てのセプターは直前に出たサイコロ目に固定される
オズの大魔女:死亡時、手札のスペル全てのコストをゼロにする
漆黒の鎌使い:死亡時、ランダムな味方クリーチャー1体は、即死[100%]の能力を得る
バランサー:死亡時、全員の手持ち魔力を平均化する


■ステルス
ハースでは隠れ身、シャドバでは潜伏と呼ばれているもの。何か行動するまでは干渉できない特殊能力。カルドでは防魔とピースが合わさった感じとなるので守りとしては強いが、レベルを上げたり戦闘をすると普通のクリになり妨害を受けやすくなる感じです。

例)
ブリンクス:ステルス。任意の空き地に移動できる(移動後はステルス解除)
テング:ステルス・先制・巻物強打


■ダウン状態の緩和
たいていのカードゲームはクリーチャーを召喚したターンは何も出来ず、次のターンから行動できるものです。カルドセプトも同じようにしてほしいです。リボルトでは周回するまでダウン状態なので、クリーチャーを召喚してから行動できるまで長ければ10ターンくらいかかってしまいます。過去のシリーズではもう一度そのクリーチャーの上を通過しなければなりませんでした。
置いた次のターンから、移動もレベル上げも秘術も自由に使えるという形で問題無いと思います。ゲームの高速化につながるでしょう。高額落としの回数も増えることが期待できます(ゲームがドラマチックになる。ある意味荒れ場のクソゲーになると予想されます)


■バトル時の数値の見える化
応援によるST/HP増減があったり、マップ上のクリーチャーの数を参照するクリーチャーがあってもよいのですが、いちいちマップを眺め回してカウントするのは時間の無駄です。ハース、シャドバ、ライバルズのように配置しているクリーチャーにその変更後の数値が記載され、マップ上で一発で視認できる方が初心者にも優しくわかりやすくミスも減り、理不尽感がありません。バルダンダースやスペクターなどの例外はあって良いと思いますが。


■スペル編■

■1ターン複数枚スペルの使用可
かつてカルドセプトサーガでは、復唱という効果がついたスペルがありこのスペルの後にもう一度他のスペルを使うことができました。ハース・シャドバ・ライバルズでは、マナがある限り何枚でもスペルを使用することが出来ます。これにより多様なコンボが生まれ劇的な大逆転にも繋がるのです。
カルドセプトでも、手持ち魔力がある限り1ターンで何枚でもスペルを使用できるという形式はいかかでしょうか。中盤以降では魔力があまりまくるので凶悪スペルを何枚も一気に使えてしまいますが、ハース・シャドバ・ライバルズなどと同じようにMP制にして1ターンに1ずつMPが増え最大10MPとしてみます。スペルはそれぞれにMPコストが決められているという風にしたらいかがでしょうか。合わせてクリーチャーのコストもMP制にしてもよいと思います。

これを取り入れると、スペルブースト(このターンに使用したスペルの回数分ST・HP+10など)という能力をクリーチャーに付与することもできますね。

■墓場の活用
かつてカルドセプトにはアヌビアスやネクロマンサーのような死んだクリーチャーを参照する能力を持つクリーチャーがいました。そこで例えば、墓場のクリーチャーから最もコストの高いクリーチャーを召喚するとか、墓場の枚数だけSTHPを増やすだとか、墓場の数だけドローするとか、墓場の数×5ダメージを与えるだとかそんなスペルがあってもよいかなと思います。


■画面構成編■

2画面の3DSの時代は終わりました。任天堂はまもなくこの携帯機から撤退します。次回作がスイッチにしろスマホにしろPCにしろ1画面でプレイできるように作っていかなけばならないでしょう。その参考になるのが下の有志が作成してくれている東方カルドセプトです。






上部で全員の手持ち魔力/総魔力/順位が確認できます。それに加え魔力の下部分では所持土地数、連鎖数、土地レベルが一度に視認できるようになっています。さらに手札もイラスト付ですべて表示されています。例えばPC版でマウスをカードの上にかざすとその効果が左に表示される(例:マジックボルト)のような感じが理想です。
現状、リボルトでは手札のカード名しか確認できずその能力は覚えなさい状態なのです。それは初心者にはつらいしミスにつながります。他人のターン中でも他のプレイヤーの手札カードの能力を見ることができるのはとても重宝します。もちろんマップ上のクリーチャーにマウスをかざせばその能力を見ることもできます。視聴者側にもわかりやすくなり競技性が高まるのではないでしょうか。
右側にバトルログ(プレイ履歴)なんかもON/OFFで表示できるようにして、何のスペルが使われてこんな効果が発動したのか?なんてことも遡れるとよいですね。

■闘技場■

シャドバでは2Pick、ハース・ライバルズでは闘技場と呼ばれているモード。ランダムで開封された2~3枚のうち1枚をピックしてそれを繰り返しデッキを作る。その即興デッキでどれだけ闘えるか勝負する。勝ち数に応じて報酬がもらえるというもの。完全なランダムデッキではなくある程度コンセプトを寄せることができるのが面白い。
カルドセプトの場合はデッキを組んではみたものの、対戦相手が集まらないという状態が発生するので難しいとは思いますがフレンド戦限定でもやってみたいです。


他にもこうしてほしい、こうしたら面白いのに、他のカードゲームはこんなだ、上記の提案に同意/反論みたいなコメントがあったら下にカキコお願いします。一緒に考えてみましょう♪


※以下、生放送中にいただいた意見です。
・リーダー能力が強力なものの場合、初期魔力が低いとかはどうか
・CPU戦限定ならリーダー能力あってもいい
・ゴリガン:使用ブリード+1枚
アルカナハートみたいにサブキャラ選択制にして必殺技を使えるようにする
ポケモンでもQRコードでデッキレンタルできるのでカルドでもブックレンタルを
・マップ上で戦闘するならエフェクトを派手にすれば良い
・アイテムディスカードする前にクリーチャーに装備できるというのはいい
・東方カルドセプトの画面構成は画期的
・あんまりカードゲーム寄りにならないほうが楽しい
・30R50枚は多すぎ
・購入者の9割はオンしてない
・友達同士集まってオフで対戦プレイって少ないと思う
・観戦はよいが、切断後の復帰システムを!
PS4なら簡単配信可
・対戦中に相手とカードを売り買いできるシステム
・次回作にリビングアムルとリビンググローブはいらない
・カードゲーム寄りになるよりカルドセプトボードゲーム性を大切にしたい
・戦闘はON/OFFできればいい
・応援効果はもっとわかりやすく
・2種類の効果が選択できるカードが欲しい
例)ストロングホープ:コスト40 カードを1枚引く、手札が2枚以下の時カードを1枚ではなく3枚引く
ミノタウロス、死亡時おいしくなる。
・同じスペルなら何回も使えるってのは考えた
・スペルがターン1枚制限が展開の遅さにつながってるとこもある
・たしかにスペル数が制限されるのはカルドだけですね
・その方向で考えると、4人全員焼きブックみたいな混沌になると思う
・すごろく的なのが好きな人には今みたいのがいいんです
・おもしろいけど、カード集めとか、新規にはやさしくないですよね
・知り合いも「早く対戦したいけどシナリオクリアしてないからカード解禁されてない」って半年以上前から嘆いてる
・カルドは特に揃ってからが本番だから、他のゲームとは少し違うね
・既に書いてあるけど、ブック30枚でいいと思うわ