デジタルカードゲーム談話室ハイジ亭

カード&ボードゲーム中心に実況プレイ動画をうpしています。

【発掘】実況プレイ動画Part60 ゲームを心底楽しむ実況者たち

こんにちは。実況プレイ動画再生数9999以下ランキングを制作していたぶるうすです。
このブログでは再生数がそこそこでも面白い動画はたくさんあるという趣旨でたくさんの実況プレイ動画を紹介しています。
発掘の趣旨に関してはこちらをご覧ください。

第六十回目は、ゲームを心底楽しむ実況者たちを紹介します
ゲーム実況のスタイルにはさまざまあると思いますが、やっぱり実況者本人がそのゲームが大好きで大好きでたまらない。そう伝わってくる動画が原点であると思うのです。ウケるネタや笑い・エロ・絶叫・フリゲ・編集・縛り・流行・新作などに頼って再生数・コメント数を稼ごうとするのではなく、純粋に楽しそうにゲームをプレイしている動画です。すでにクリア済みでもう一度最初からというパターンと初見ではあるけどキャラに感情移入してゲーム世界に入り込んでいるというパターンの2つがあるように感じます。そのいくつかご覧ください

■Shel
9999ランキングでは231位です。ポイントは4731pt





まずはShelのロマサガ2。かつて子供の頃にプレイして何度もクリアしているロマサガ2を、同じ既プレイの視聴者と共感して楽しみたいという意図が冒頭からヒシヒシと伝わってきます。この実況のためにネタを集めてノートに山のようにメモしてあると言います。ヒラメキの効果音を作ったのは誰々だなどというウンチクをたくさん聞くことができます。サガシリーズ25周年記念イベントで六本木にも行ってきたとか。Part1からテンションがスゴイ高め。未プレイの人にもゲームの魅力が伝わる動画です。

■ガン
9999ランキングでは594位です。ポイントは2066pt





自他共に認めるインファマス厨。シリーズを1作目から全て実況済み。インファマスは簡単にいうと主人公の超能力で敵をバッタバッタと倒すのが爽快なアクションゲームです。待望のPS4版が出てウキウキしてプレイしている様子が伺えます。ゲームが洋ゲーということもあり認知度が低いのが難点。しかしそれを差し引いてもあまりあるPS4のパワーを発揮したビジュアルがすごい。常に動いている映画を見ているような画面に圧倒されます。移動シーンを見ているだけで視聴者も気持ちいいというのはこのゲームくらいではないでしょうか?ダッシュしまくり空飛びまくりです。主は神ゲー認定していますが正にその通り。もちろん画質音質も最高レベル。プレイしたことのない自分でもその凄さは伝わってきます。これが次世代機の実力なんだな、と。日本のゲームメーカーは10年たってもこれには追いつけないだろうとため息が出てきます。

■MY
9999ランキングでは330位です。ポイントは3497pt





ただの初見プレイでゲームの魅力が伝えるのはとても難しいものです。たいていの底辺実況者はgdgdになって動画がだれてしまうものです。しかしこのMYは妙にゲーム勘がよいのです。不慣れな横文字や珍しいシステムが多いゼノブレイドというゲームにおいて、初見で理解し難い部分をあーなるほどそういうことね、と頭の回転がはやく次々と理解していきます。そのスキルもあいまってとても見やすく楽しい動画になっています。ただコアなファンが多いらしく指示コメントやネタバレが見受けられるのが難点です。もともとWii神ゲーとしていまだ中古でも高値で取引されているこのゲーム。Part1を見ただけでもめちゃくちゃ面白そうなのが伝わってきます。バトルシステム、キズナシステム、図鑑、オープンワールドの美しいフィールド…。自分でプレイせずに見るだけでゲームをやった気になるのがもったいなく思えるほど。WiiUで発売されるというゼノ新作が楽しみになる動画ですね。

■Ruin
9999ランキングでは324位です。ポイントは3558pt




スカイリムは海外で絶大な人気のオフ専オープンワールドRPG。ゲーム内の世界が広すぎてプレイする人の分だけ物語があるといいます。それをクリアとか効率とかは重視せずただひたすらに世界観を楽しみ主人公になりきってプレイしています。膨大な数のNPCがいるというのにその会話の断片から気持ちを一々裏読みしようとする姿勢が楽しい。Partが進むほどじわじわと魅力が増してゆように感じられ、まるで連続ドラマを見ているようで続きが気になってしょうがないです。自分も過去にプレイしたことがあるのですが日本のRPGに慣れていると、「道は示されずどこへ行って何をするのも自由、クエストは受けてもやる必要がない(全部やれないほど多すぎる)」という点にとまどいました。Lv99にして最強武器を取ったら終わりという日本式ゲームとは別次元なのです。Ruinは同じ開発元ベセスダのFallout3も実況済みであり、その辺りは理解した上で楽しみながらプレイしています。

終わりに、
あらゆるゲームに対してこういう実況者が1人でも生まれたらとても幸せと言えるでしょう。昔はこういった実況もたくさんあったのですが、現役で実況し今年も定期的に投稿を続けている方々を挙げてみました。
上の4名に共通して言える点はいずれも実況歴4年以上のベテラン。その経験から音質・画質・編集・トークスキルなどは並以上。ネタや企画で無理に再生数を伸ばそうとせず、好きなゲームをプレイするという自分のスタイルを貫いている所に好感が持てます。昨今、明らかに実況者>>>>>ゲームという関係になってしまっている時代に、ゲーム>>実況者という関係で向き合いゲームをリスペクトしその良さを伝えることを重視している貴重な実況者たちと言えるでしょう。

ではまた。
下のコメント欄で、自薦・他薦、記事の感想などお待ちしています。
これまでのブロマガのまとめ⇒発掘動画
※記事内では実況者の敬称略とさせていただいています。ご了承ください